○ 新しい野菜調査員の実装

ハロウィンから少し空け、野菜調査員の実装がありました。

前回の調査員は変異が発表されてお祭り騒ぎになりましたが
二度目は基本が一緒で、やや静かな受け取られ方でした。

アラーレとババロアの地下に入れるようになる以外は
特に直接的なご褒美は無かったのですが
合成レシピを増やして、生活レベルを底上げしてくれる
新しい種と採取物の実装が、その地下世界にあったため
しばらくの間楽しむことが出来ました。

エルドラウッドは、採取の難易度が高い上に1本しか無く
自然と待ち順の行列が出来たりしましたが
この頃ようやく、ゲーム内の雰囲気が和み始めていたので
先客の居る気まずさはあったものの、座談会場にもなりました。

家具に合成した時、スキルが高くても失敗する事があったので
ベテランの腕の見せ所として一時的にブームになりましたが
少しどぎつい色合いだったせいか、あまり普及しませんでした。

レア合成で出来る峡谷やプールは、置くと雰囲気が出て
こすもぐらしい間抜けさも魅力になって長く愛されました。

予定されていた中で、最後の未実装だったドグ系野菜のもやし種が
種屋で売られる事が確認された時は、知らせを聞いて興奮しました。

ドグ系だけ変異野菜の登場以降も種の入手法が謎のままで
種合成、散歩、バブー発見など、色々と実験した記憶があります。

地下実装から数えて3日分判定をクリアして初めて販売されますが
この時パークの判定時間は他の鯖よりも遅めの時間で待ちきれず
友達にキッスから仕入れて来てもらい、早速夜中に育てました。

初期の頃、規約違反の解析により判明した沢山のデータの中に
マツタケなど四天王野菜の土壌表も含まれていたのですが
恥ずかしながら、アップローダにあったその画像を解析と知らず
既に実装されているものだと思い込み、自分の家に早々と
マツタケ用の畑を用意して、引くに引けず残したままだったので
「やっと…」と、他の人より余計に興奮したわけです。

ただの色違いではない新種のバブーが久々に追加されたことも
盛り上がりに一役買ってくれました。

地下バブーの実装は、厳密に言うとスタンプラリーの時が最初で
プレイヤーが新バブーを見たのは実に約半年ぶりだったんです。

特にバブタスはファンの多いカメ型で、歩く姿も可愛く
相撲が強い事、BPが多い事、絶対数が少なかった事などで
荷物運び役などに最後まで人気の高いバブーでした。

前回が、その野菜の自然と伸びる属性を課題にしていたのに対し
人為的な操作をしないと作ることの出来ない課題だったので
この事が、新人と古参を繋いだ部分があったと思います。

種合成、ダンスによる属性UP、いずれの場合も準備期間が必要で
ある程度このゲームに関する知識を持っている必要もありました。

やることの無かった空白期間に、じわじわとバブーを育て
スキルを上げていた人と、入ってすぐの人の差が大きい時期でした。

ご近所から声がかかったり、バザーの時に話題に出たりと
それまで交流の無かった者同士がこれをキッカケに話すようになり
バブー捕獲の依頼などを経て、徐々に親しくなっていきました。

常に自分の行動が採点されているような息苦しさはありました。
どこまで頼って良いのか、どこから先がお節介になるのか
そういった迷いは新旧のプレイヤー、お互いの中にあった気がします。

それでも程良い目標になる課題を運営から与えられ
競い合う要素も少ない状態に、空気が氷解するのを感じました。