○ トンカチブラザーズと友達リスト

なんと、この時までFLが存在しなかったので
友達と会う手段は「家へ行って居たらラッキー」だけでした。

でも外惑星へ移住する前なら良かったんですが、運悪くすぐ後で
渡航費が無くてバザーなどに参加できない日々が続く中
私のFLは数人のタピオカ民だけしか登録されていない状態でした。

メアドを交換するのも気が引けるが、縁は切れて欲しくない。

そんな微妙な友達との仲を繋いでくれる、重要なツールですが
位置情報からストーキングをする人が現れたり
無言で初対面の相手に登録申請する人が問題になったり
オープンだった会話が個人単位になって噂話が増えたり
逆に、噂されているんじゃないかと疑心暗鬼になってしまったり
ゲーム内での人間関係を変えてしまう問題も生まれました。

トンカチブラザーズの試験は、賞品が看板と知って驚きました。
看板もマウマウのように既に村で見掛ける事があったんですが
やはりこれも、試験的に設置されたものだったようです。

合成アイテムだと思われて、皆レシピ探しに必死でした。
ずいぶん後ですが、新人さんにレシピを訊かれた事も何度かあり
そんな時、この頃を思い出し微笑ましいような気持ちになりました。

課題の家具を作るのに必要なのはスキル少々だけですが
当時は樹木の品質が普通ばかりだったせいで、超難関でした。

採取物の品質は、調理師試験のところでも述べたように
何故か一旦封印されて普通ばかりになり、しばらくそのままで
また6月上旬に修正、店の売り買い価格と共に様々な品質になりました。

じゃあどうやって「普通」から「ちょっといい」を作ったかというと
ひたすら枝を合成させて、その中で少しでも品質の上がった物を
また合成する、という繰り返し作業だったのです。

しかもこの頃は材の合成成功率が100%ではなかったため
かなりの確率で「ちょっといい材」の予想が炭になりました。
数時間の努力が一瞬で炭に化けるわけです。ほんとにマゾゲーです。

合成による品質変動が激しかったのが、唯一の救いでした。

のちに合成での品質変動には、もっと分かりやすい法則ができて
同等の品質×2だと、せいぜい上下に微妙な変動
離れた品質同士だと、片方の品質に近いものになりました。

それが当時は、100や200一気に上下する仕様だったんです。
海の水などは合成すると微妙にダンス属性が下がったりしますが
これが数回の合成で−999を超えたりする事もよくありました。

この頃、すごい名前の危険な水を作ってコレクションした事を
懐かしむ人も多いのではないかと思います。
私も多数コレクションして、そのSSを撮影してあった事で
マイナス品質の表を作る時など、のちに役に立ちました。

これを利用し、時間をかけてダンス値の高い水を作ったりして
調理師試験を早いうちにクリアした猛者たちも居ました。