○ はじめのご挨拶
私はβテスター募集開始の頃にこすもぐと出会いました。
「全く新しいネトゲ」という噂に心が動きました。
当時リアルが忙しくてゲームをする時間が無く
友達からの誘いも全て断っていたのでネトゲは未経験。
野菜をマッタリ育てるくらいなら忙しくてもできるかな?
そう思って登録、以来ずっとプレイしていました。
その時まだこすもぐはENIXとMuuMuuのゲームでした。
アストロノーカを生んだMuuMuuの世界観がとても色濃く
ENIXとSQUARE合併の直前で情報が混乱していたにも関わらず
異常に前評判が高く2chでも1日に数スレを消費するほど。
合併と、MuuMuu世界への期待と、2ch。
この3つはこすもぐの運命を大きく左右する事になります。
生まれた途端に期待ハズレの烙印を押されてしまったゲーム。
今もなお、ダメゲーと呼ぶ否定派の多い不遇のゲーム。
でも多くの人がこすもぐを心底楽しんできたと思います。
そんなユーザと否定派の温度差を何故?と思う人も多いはず。
最古参の一人の私がヒモ解く歴史にその答えの一端があります。
そう、こすもぐは大きく変化と成長を遂げてきたんです。これでも。
私は関係者でもなんでもない、普通のプレイヤーの1人です。
でも、こすもぐから沢山の想い出や友達を得ることができて
世代交代で忘れ去られてゆく記憶に寂しさを覚えるようになりました。
年寄り臭く、昔のことを語りたい気持ちになってきたんです。
きっと私から見たこすもぐの歴史には歪んでいる部分もあり
他のプレイヤーの印象とも、ズレがあるのだと思います。
サーバごとに雰囲気も歴史も違いますから
ある意味私が語るのは、パーク鯖の歴史とも言えるでしょう。
でもなるべく大目に見てやってください。
年寄りの昔語りなど、大抵は退屈なものです。
友達の家へ遊びに行った時にアルバムを見せてもらうような
そんな気分で読んでいただければ幸いです。